さくらんぼのブログ~rainbow~

さくらんぼのブログ~じぇじぇじぇ~のリニューアル版

また、友日(つづきです) Ⅲ

 それにしても、この1年生の校舎はボロイ。ほかの学年と違って1年生の校舎はずっと前から建て替えられていない木造校舎で、何年後かに取り壊されることが決まっている。トイレは和式だから、わざわざ新しい校舎のトイレに行く人もいる。私はいつの間にか『幽霊がいる校舎』と呼ばれているこの校舎が好き。なんだか味があっていいんだ

 だけど、図工室や音楽室、図書室などが離れているのが少し不便だ。

 木造校舎の2階まで来た。2階は3組だけしかないからあまり来ない。

 っていうか、何でりりちゃんに呼ばれたんだろう。

 りりちゃんといったら、明るくて優しくて人気者!私みたいに目立たない存在とは正反対。

「失礼します。りりちゃんいますか?」

 1年3組につくと、か細い声でりりちゃんを呼ぶ。

「あっ、ごめん。呼び出しちゃって。」

 りりちゃんは教室から出ると『こっちこっち』と手招きをする。

 そしてついたのが・・・

「はい、ここから飛び降りて。」

 この木造校舎の屋上!

「へっ?ここから飛び降りるって・・・。」

 死んじゃうじゃん。

 そんなことを考えていると、

「きゃー!!」

 背中を『ドン!』と押されて落下!

 『人気者・りりちゃん』の素顔って『人殺し・りりちゃん』!?

おススメの本で~す

青い天使(1) (講談社 青い鳥文庫)

青い天使(1) (講談社 青い鳥文庫)

 

<私の感想> 大人でも子供でも楽しめます。いい言葉が出てきて心が温まります。

 

パセリ伝説~水の国の少女~(1) (講談社青い鳥文庫)

パセリ伝説~水の国の少女~(1) (講談社青い鳥文庫)

 

 <私の感想> 記憶をなくした少女、パセリが友達と勇気ある行動で

 「ラメール星」を救う、ちょっと不思議な話でいいー!!

ハヤテのごとく! 1 (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! 1 (少年サンデーコミックス)

 

 <私の感想> 1億5千万の借金をかかえた執事、ハヤテとナギお嬢様の青春のお話。笑いあり、恋ありで面白い!!

 

しゅごキャラ!(1) (講談社コミックスなかよし (1113巻))

しゅごキャラ!(1) (講談社コミックスなかよし (1113巻))

 

 <私の感想> 主人公、あむがかっこいいー!!しゅごキャラたちもかわいいです。

 

 

全部面白いので読んでみてください!!

友日 Ⅱ

 11月11日に投稿した話の続きです。

 

 

 目を覚ました時には、もうカーテンの隙間から光がさしていた。

(はぁー、やっぱり夢か・・・。)

 目覚まし時計を見ると、時計の針は八時を過ぎていた。

  私はそのまま自分の部屋から出ると、リビングに行った。

 

 「あら、起きたの。具合どう?」

 「もう、大丈夫だよ。」

  雑巾を縫う手を止めて聞いてきたお母さんに、私は優しく微笑む。

 リビングにはお母さんがいて、雑巾を縫っていた。

「お兄ちゃんは?」

「仕事に行ったわ。里菜は大事をとって学校は休みなさい。今ご飯作ってあげるから。」

 そう言うと、お母さんは針を針山にさして、台所に向かった。

(それにしても、あの夢なんだったんだろう。)

 私は知らなかった。あの夢の前から、もう不思議なことが始まっていたということを。

    

 

            1.現実と夢

 

里菜、もう大丈夫なの?」

 仲良しの黒崎杏ちゃんが心配そうに言った。

「うん。昨日ゆっくり休んだしね。」

 お母さんに行った時と同じように優しく微笑む。

「そういえば、昨日りりちゃんが呼んでたよ。用があるって。」

 えっ、何で呼ばれたんだろう。話したことないのに。

 私はとりあえず、りりちゃんのクラス、1年3組に行って みることにした。

はやてのごとく!おもしろいよ~

私のお勧めの漫画の一つは、はやてのごとく!です。

主人公のはやては、親から一億五千万の借金を押し付けられお嬢様を誘拐しようとします。

でも、いろいろなことがあり、そのお嬢様、ナギの執事になることにー!!

いろんな人が、はやてに恋をしたり、不思議なことも起きたり・・・?

とにかく、笑いあり!!

そんな話、絶対読むべき!!

ちなみに私は、西沢歩って子が好き。

まぁ、読んで確かめてください。

               

 

( 少年サンデーの畑健二郎さんの作品です。)

私の小説でおもてなし♪ 友日Ⅰ

今日は、私が書いた小説をこのブログにも書きたいと思います。

 

             友日(ゆうひ)

 

             プロローグ

 それはきれいな三日月の夜だった。

 

 私は学校から帰った後、急に熱を出して寝込んでいた。

「里~菜ちゃんっ。」

 目の前には、そまつな服を着た、私と同じくらいの年の女の子がいた。

「こんにちは。」

 ツインテールの髪が横にゆれる。ぱっちりした目は、私をのぞきこんでいた。

「あたし、あなたと会ったこと、あるよ。」

 女の子は、小さな口をニコッとさせた。なんかすごい美人だな~。

「いつ会ったの?」

 こんな子にはあった記憶がないんだけど・・・・・・。

「そんなことはまた今度。それより私、里菜ちゃんの未来、知ってるよ。」

 えっ!?私は首をかしげた。

「里菜ちゃんは、ちょうど一年後に死んじゃうんだよ。」

 えっ!?私のかしげた首は固まったまま動かなかった。

「里菜ちゃんは、正義のヒーローになりたいんでしょ。」

 あー、これは夢っぽい。だって、こんな恥ずかしい将来の夢、誰にも言ったことないから知ってる人、いないはずだもん

 で、なんで正義のヒーローになりたいかというと、実は私、プリキュアとかすっごいあこがれで屋根の上をビュンビュン跳んで、悪者をやっつけたいな~って。

 まあ、どうせ夢だし、この際言っちゃうか。

「うん。正義のヒーローになりたい。」

「じゃあ、かなえてあげる。」

 女の子はそう言い残して、スーッと消えていった。

 そして、私も透き通っていて、いつの間にか消えていたのだった。

 

 

続きはまた今度♪バイバ~イ!